第18回インパクト・サロン開催案内

インパクト・ファイナンスの基本的考え方
すべてのアセットクラスにおけるインパクトの実践に向けて—

金融を通じて社会・環境インパクトを実現しようという動きが加速しています。これまでの財団やベンチャー・キャピタル主導のインパクト投資だけでなく、機関投資家や銀行などの大手金融機関がインパクト投融資への志向を強めています。国連環境計画(UNEP)が推進するポジティブ・インパクト・イニシアチブや国際金融公社(IFC)が提案する「インパクト投資運用原則」、さらに国連責任投資原則(PRI)や国連責任銀行原則(PRB)などにより、国際的な標準化も進められています。日本でも、今年7月に、環境省のポジティブ・インパクト・ファイナンス・タスクフォースが、「インパクト・ファイナンスの基本的考え方」を公開しました。今後、国内外において、インパクト・ファイナンス実践に向けた動きが活発化することが予想されます。

こうした動きを踏まえ、第18回インパクト・サロンでは、タスクフォースメンバーの1人である安間匡明氏を講師にお迎えし、インパクトファイナンスの基本的考え方をご紹介頂きます。インパクト・ファイナンスの意義と目的は何か、国際的な取り組みとの整合性を確保しつつ、インパクトをどのように定義し、インパクト評価を行っていくかを解説頂きます。その上で、金融専門家の討論者の皆様と共に、日本の金融機関がインパクト・ファイナンスを展開していく上での課題や具体的な取り組み方法について検討します。

金融セクター全体がインパクト・ファイナンスへとシフトしていく可能性が見えてきた中、今後、日本の金融機関や投資家が取り組むべき課題を検討する貴重な機会、ぜひ、多くの方々のご参加をお待ちしています。

多摩大学社会的投資研究所

■プログラム概要■

【日  時】  2020年10月16日(金) 午後6時30分から8時
【会  場】  ZOOM 会合
【講  師】   安間匡明(社会変革推進財団エグゼキュティヴアドバイザー)
【討論者】   佐々木清隆(一橋大学大学院 金融戦略・経営財務プログラム 客員教授)
      末吉光太郎(みずほ銀行リテール法人推進部次長 兼SDGsビジネスデスク長)
      銭谷美幸(第一生命ホールディングス株式会社 経営企画ユニット フェロー)
      堀内勉(多摩大学大学院特任教授、社会的投資研究所副所長)
【モデレーター】小林立明(多摩大学社会的投資研究所 研究員)
【参加費】  1000円(個人・法人会員は無料)
【申込み】   事前にPeatixにてお申込み下さい。 https://tama-csi20201016.peatix.com/
【定  員】    80名(定員に達し次第、受付を締め切りますのでご理解ください)
【その他】  キャンセルは前日までにお願いします。当日のキャンセルは受け付けません。
【問合せ】  多摩大学社会的投資研究所 info@tama-csi.org 

■ 基 調 講 演 ■

安間匡明
(大和証券顧問、社会変革推進財団エグゼキュティヴアドバイザー)

1960年生、1982年日本輸出入銀行(現㈱国際協力銀行)入行。LSE留学、世界銀行出向等を経て、同行の開発金融研究所副所長、西日本営業部長、業務企画室長、経営企画部長、執行役員、取締役を経て、2007年大和証券顧問(現職)。専門は、プロジェクトファイナンス、インフラ官民連携、インパクト投資。今年度は、一橋大学公共政策大学院客員教授、東京大学工学研究科非常勤講師、福井県立大学客員教授を兼職。

■ 討 論 者 ■

佐々木 清隆
(一橋大学大学院 経営管理研究科 金融戦略・経営財務プログラム 客員教授)

東京大学法学部卒業。1983年大蔵省(現財務省)入省。金融庁検査局審議官、OECD、IMF、証券取引等監視委員会事務局長、総括審議官などを経て、2018年、初代総合政策局長に就任。金融庁退官後は、一橋大学大学院で教鞭をとるかたわら、グローバル金融規制研究フォーラムを設立し、代表として金融規制改革の調査研究に取り組んでいる。2020年より多摩大学社会的投資研究所客員研究員を兼任。

末吉光太郎
(みずほ銀行リテール法人推進部次長 兼 SDGsビジネスデスク長)

98年みずほ銀行入行後、大企業法人営業、国内外業務企画部門等を経て18年より 中小企業支援と法人向け銀行ビジネスのデジタル化に取組む。加えて、自ら立ち上げたSDGsビジネスデスクを率いて、社会課題解決型ビジネス開発・支援に向けた、 SDGsオープンイノベーションプラットフォームとインパクト投融資のインベストメントチェーン構築を推進中。

銭谷 美幸
(第一生命ホールディングス(株)経営企画ユニット フェロー 兼 第一生命保険(株)運用企画部 フェロー エグゼクティブ・サステナブルファイナンス・スペシャリスト)

第一生命ホールディングス(株)経営企画ユニット フェロー兼第一生命保険(株
)運用企画部 フェロー エグゼクティブ・サステナブルファイナンス・スペシャ
リストとして、第一生命が保有する約36兆円の資産全体へのESGインテグレー
ションを推進。大学卒業後、野村総研入社。外資系運用会社、上場企業CFO,地
銀副頭取等を経て2013年第一生命入社。経済産業省、環境省、外務省等の委員歴任
。現在GSG国内諮問委員会メンバー等。

堀内勉
(多摩大学社会的投資研究所教授・副所長)

東京大学法学部卒業。ハーバード大学法律大学院修士課程修了(LLM)。日本興業銀行、ゴールドマンサックス証券を経て、2015年まで森ビル取締役専務執行役員CFO。現在は、社会変革推進財団評議員、川村文化芸術振興財団理事など、多くの企業・NPO・財団の理事やアドバイザーを務める。著書に『ファイナンスの哲学』、『資本主義はどこに向かうのか』(編著)など。

■ モデレーター■

小林立明
(多摩大学社会的投資研究所研究員)

国際交流基金、日本財団勤務、学習院大学准教授等を経て、2020 年4 月より現職。ペンシルバニア大学NPO指導者育成修士課程修了。2012 年から2013 年までジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所国際フィランソロピー・フェロー。専門は、非営利組織経営、グローバル・フィランソロピー、ソーシャル・ファイナンス、ソーシャル・イノベーション、社会的インパクト評価等。

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