特別講演会「コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画2:ポストコロナ時代の組織と働き方とは?」

経営共創基盤CEOの冨山和彦氏をお招きして5月に開催した特別講演会『コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画』は、多くの方にご参加いただきました。コロナショック後の日本が生き残るためには、古い日本的経営を脱し、ローカルとグローバルの双方で構造改革を行う必要があるとの意見は多くの方に支持されています。さらに、株主の利益を最優先するマネー資本主義から多様な利害関係者に配慮する関係資本主義への転換がグローバルに進展する中、日本でもこれを推進していくためには、日本の組織、働き方を根本的に変える必要があります。

このような問題意識を踏まえ、6月23日(火)に冨山和彦氏を再度お招きして特別講演会を開催します。今回は、ベストセラー「コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画」の続編として、6月24日に刊行予定の新著「コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える」(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163912332 )をテーマに、コロナショック後の日本型企業モデルと働き方・生き方の見直しを検討します。前回よりもさらに多くのオピニオン・リーダー、ビジネス・リーダーをパネリストにお迎えし、堀内勉副所長の司会の下、危機後の日本経済・社会の再生に向けたビジョンを徹底的に議論します。ぜひご参加ください。

なお、新著のKindle版は6月12日発売予定です。参加者は、できるだけ事前に目を通しておいて頂きますようお願い申し上げます。

多摩大学社会的投資研究所

■プログラム概要■

【日   時】  2020年6月23日(火) 午後8時〜10時
【会   場】   ZOOMによるウェビナー(申込者にアカウント情報をお知らせします)
【基調講演】  冨山和彦(経営共創基盤CEO)
【パネリスト】  翁百合(日本総合研究所理事長)
        久能祐子(京都大学理事、S&R財団理事長兼CEO)       
       孫泰蔵(Mistletoe創業者)
       藤井輝夫(東京大学理事・副学長/社会連携本部長、生産技術研究所教授)     程近智(アクセンチュア相談役)
       本田桂子(コロンビア大学国際関係公共政策大学院Senior Adjunct Professor/Adjunct Senior Research Scholar)
       安田洋佑(大阪大学大学院経済学研究科准教授)
【司   会】   堀内勉(社会的投資研究所副所長)
【参 加 費】 無料
【申込方法】 事前にPeatixにてお申込み下さい。 https://tama-csi200623.peatix.com/
【主   催】  多摩大学社会的投資研究所 https://tama-csi.org 
【問 合 せ】  多摩大学社会的投資研究所 info@tama-csi.org 
【そ の 他】  申込者多数の場合には、多摩大学社会的投資研究所FBページでのライブ配信に切り替えます。ライブ配信はどなたでもご覧いただけますが、当日プレゼン資料の配布は、Peatixでお申し込み頂いた方に限定しますので、必ず事前にご登録ください。

■登壇者略歴■

―――基調講演―――

冨山和彦
経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO

東京大学法学部卒業。在学中に司法試験合格。スタンフォード大学経営学修士(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役を経て、産業再生機構COOに就任。カネボウなどを再建。解散後の2007年、IGPIを設立。数多くの企業の経営改革や成長支援に携わる。パナソニック社外取締役、東京電力ホールディングス社外取締役。『AI経営で会社は甦る』はじめ著書多数。

―――パネリスト―――

翁百合
日本総合研究所理事長

慶応義塾大学経済学部卒。京都大学博士(経済学)。日本銀行、産業再生機構非常勤取締役(産業再生委員)、規制改革会議委員、慶應義塾大学特別招聘教授などを歴任。現在、未来投資会議「健康・医療・介護」構造改革徹底推進会合会長、金融審議会委員などの公職も務める。著書に『不安定化する国際金融システム』『ブロックチェーンの未来』(共著)など多数。

久能祐子
京都大学理事、S&R財団理事長兼CEO

京都大学大学院工学研究科にて工学博士号を取得。日米両国で起業し、1994年から2006年にかけ2種類の薬剤を開発・販売。2012年に革新的ワクチン開発を目指すVLPセラピューティクスを共同創業。ワシントンDC にS&R財団を設立し理事長兼CEOを務め、2014年に社会起業家を育成するハルシオン・インキュベータを設立。2018年、ソーシャル・インキュベーションプログラムを運営する㈱フェニクシーを京都に共同創業。

孫泰蔵
Mistletoe創業者

連続起業家として社会課題の解決に取り組むスタートアップを創業する傍ら、「大きな社会課題を解決するコレクティブ・インパクトを創出するためのコミュニティ」を標榜するMistletoeの創業者として、社会課題を解決しうる起業家の育成やスタートアップの成長支援に尽⼒している。

藤井輝夫
東京大学理事・副学長/社会連携本部長、生産技術研究所教授

東京大学工学部卒業。同大学院博士課程修了後、理化学研究所勤務等を経て、東京大学生産技術研究所教授。2015年より同研究所長、2019年より東京大学理事・副学長、社会連携本部長兼務。専門は応用マイクロ流体システムで、医療バイオ、深海計測等、広く応用研究を展開。CBMS(Chemical and Biological Microsystems Society)会長、CHEMINAS(化学とマイクロ・ナノシステム学会)会長を歴任。RSC(Royal Society of Chemistry)フェロー。

程近智 
アクセンチュア相談役

1982年米国スタンフォード大学工学部卒業。同年アクセンチュア入社。1991年米国コロンビア大学経営大学院MBA修了。2006年から2015年までアクセンチュア代表取締役社長として日本市場を統括。その後、取締役会長、取締役相談役を歴任。2018年7月より現職。経済同友会副代表幹事、東京大学経営協議会委員、早稲田大学客員教授、複数社の社外取締役と顧問を務める。

本田桂子
コロンビア大学国際関係公共政策大学院
Senior Adjunct Professor/Adjunct Senior Research Scholar

お茶の水女子大学卒業。ペンシルベニア大学経営学大学院(ウォートンスクール)修士課程修了(MBA)。 AGC社外取締役。前職は、世界銀行グループの多数国間投資保証機関(MIGA)の長官CEO、マッキンゼーのアジア部門で初の女性シニア・パートナー等。著書や共同著書に『合従連衡戦略』、『事業再生』など。コロンビア大学ではESG投資を担当。

安田洋祐
大阪大学大学院経済学研究科准教授。

大阪大学大学院経済学研究科准教授。東京大学経済学部卒業後、米国プリンストン大学へ留学しPh.D.を取得。政策研究大学院大学助教授を経て、2014年から現職。専門はゲーム理論、産業組織論。学術研究のかたわらマスメディアを通した情報発信や、政府での委員活動に取り組んでいる。

―――司会―――

堀内勉
多摩大学社会的投資研究所教授・副所長

東京大学法学部卒業。ハーバード大学法律大学院修士課程修了(LLM)。日本興業銀行、ゴールドマンサックス証券を経て、2015年まで森ビル取締役専務執行役員CFO。現在は、社会変革推進財団評議員、川村文化芸術振興財団理事など、多くの企業・NPO・財団の理事やアドバイザーを務める。著書に『ファイナンスの哲学』、『資本主義はどこに向かうのか』(編著)など。

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