第22回インパクト・サロン開催のご案内

近年、グローバル金融市場で急速に成長しているサステナブル投資やインパクト投資。経済的リターンだけでなく、社会・環境リターンを追求するインパクト・ファイナンスは国際的な潮流となりました。

日本でも、昨年、環境省が「インパクト・ファイナンスの基本的考え方」を公表し、日本の金融セクターがインパクト・ファイナンスを導入するロードマップを提示しました。さらに今年3月には、ロードマップの第一段階として「グリーンから始めるインパクト評価ガイド」を公開しています。このガイドは、国連環境計画(UNEP)が推進するポジティブ・ファイナンス・イニシアチブや、国際金融公社(IFC)が提唱するインパクト投資運用原則などの国際的なスタンダードに準拠したもので、今後、日本においても、国連責任銀行原則(PRB)署名行を中心に広く採用されることが期待されます。

第22回インパクト・サロンでは、今回発表されたインパクト評価ガイドのポイントを紹介します。その上で、このインパクト評価ガイドを取りまとめた環境省ポジティブ・インパクト・ファイナンス・タスクフォース委員の安間匡明氏をはじめとする金融・インパクト評価等の専門家と共に、日本の金融機関がインパクト評価を導入していく上での課題を検討します。インパクト評価ガイドの目的や意義、国際基準との整合性、今後のインパクト評価導入に向けた展望などについて議論する予定です。

インパクト・ファイナンスの根幹となるインパクト評価の導入に向けて、今後、日本の金融機関や投資家が取り組むべき課題を検討する貴重な機会、ぜひ、多くの方々のご参加をお待ちしています。

■プログラム概要■

【日 時】 2021年5月24日(月) 午後6時30分から8時
【会 場】 ZOOM 会合
【発 表】 小林立明(多摩大学社会的投資研究所 主任研究員)          
【討論者】   安間匡明(社会変革推進財団エグゼキュティヴアドバイザー)
      佐々木清隆(一橋大学大学院 金融戦略・経営財務プログラム 客員教授)
      高木麻美(Stem for Leaves代表)
      堀内勉(多摩大学大学院特任教授、社会的投資研究所副所長)
【参加費】 1000円(個人・法人会員は無料)
【申込み】 事前にPeatixにてお申込み下さい。 https://tama-csi20210524.peatix.com/
【定 員】    80名(定員に達し次第、受付を締め切りますのでご理解ください)
【その他】 キャンセルは前日までにお願いします。当日のキャンセルは受け付けません。
【問合せ】 多摩大学社会的投資研究所 info@tama-csi.org 

発 表 者 ■

小林立明
(多摩大学社会的投資研究所主任研究員)

国際交流基金、日本財団勤務、学習院大学准教授等を経て、2020 年4 月より現職。ペンシルバニア大学NPO指導者育成修士課程修了。2012 年から2013 年までジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所国際フィランソロピー・フェロー。専門は、非営利組織経営、グローバル・フィランソロピー、ソーシャル・ファイナンス、ソーシャル・イノベーション、社会的インパクト評価等。著書に「フィランソロピーのニューフロンティア」(翻訳)、「英国チャリティ」(共著)、「入門ソーシャルセクター」(共著)等

討 論 者 ■

安間 匡明
(社会変革推進財団エグゼキュティヴアドバイザー)

1960年生、1982年日本輸出入銀行(現㈱国際協力銀行)入行。LSE留学、世界銀行出向等を経て、同行の開発金融研究所副所長、西日本営業部長、業務企画室長、経営企画部長、執行役員、取締役を歴任。退職後は、大和証券顧問を経てPwCサステナビリティ合同会社執行役員(現職)。専門は、プロジェクトファイナンス、インフラ官民連携、インパクト投資。一橋大学公共政策大学院客員教授、東京大学工学研究科非常勤講師、福井県立大学客員教授を兼職。

佐々木 清隆
(一橋大学大学院 経営管理研究科 金融戦略・経営財務プログラム 客員教授)

東京大学法学部卒業。1983年大蔵省(現財務省)入省。金融庁検査局審議官、OECD、IMF、証券取引等監視委員会事務局長、総括審議官などを経て、2018年、初代総合政策局長に就任。金融庁退官後は、一橋大学大学院で教鞭をとるかたわら、グローバル金融規制研究フォーラムを設立し、代表として金融規制改革の調査研究に取り組んでいる。2020年より多摩大学社会的投資研究所客員研究員を兼任。

高木麻美
株式会社Stem for Leaves代表

早稲田大学政治経済学部卒業、ワシントン大学大学院修了後、PwC コンサルティング、ベイン・アンド・カンパニー、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、EY新日本有限責任監査法人を経て2017年に独立。企業の経営支援を行うほか、社会的インパクト投資・評価に関する調査研究、実践支援等を行う。多摩大学社会的投資研究所客員研究員、社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ理事を兼務。

堀内勉
(多摩大学社会的投資研究所教授・副所長)

東京大学法学部卒業。ハーバード大学法律大学院修士課程修了(LLM)。日本興業銀行、ゴールドマンサックス証券を経て、2015年まで森ビル取締役専務執行役員CFO。現在は、社会変革推進財団評議員、川村文化芸術振興財団理事など、多くの企業・NPO・財団の理事やアドバイザーを務める。著書に『ファイナンスの哲学』、『資本主義はどこに向かうのか』(編著)など。

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