
新型コロナウィルスの感染拡大により、改めてグローバルな環境・社会リスクが意識されるようになりました。この結果、環境・社会に配慮し持続可能な成長を目指す企業をターゲットとするESG投資市場は、急成長を遂げています。こうした中、日本企業もESG資金を活用した成長戦略の策定が求められます。
今回のセミナーでは、「SDGs時代を勝ち抜くESG財務戦略」を共著者として出版した保田隆明慶應義塾大学教授を講師にお招きし、ESG評価を活用した日本企業の成長・発展戦略について講演して頂きます。講演のポイントは以下の通りです。
- グローバルなESG評価機関は、どのようなESG評価を行っているのか
- 評価と企業価値・業績はどのような関係にあるのか
- 評価手法はどのようなものか
- スコアを意識したグローバル企業の成長・発展戦略は何か。
ESG市場の発展に伴い、グローバル企業はESG評価を活用した企業価値の向上と成長・発展戦略を洗練させています。日本企業も、ESG評価手法を正確に理解し、これを活用した戦略の策定が求められます。それはまた、日本の新しい資本主義の発展にも寄与することが期待されます。
できるだけ多くの方々のご参加をお待ちしています。
■セミナー概要■
【日 時】 2022年6月27日(月) 18時30分〜20時
【会 場】 ZOOM 会合
【登壇者】 保田隆明 慶應義塾大学総合政策学部教授
堀内勉 多摩大学社会的投資研究所教授・副所長(モデレーター)
【参加費】 1000円(研究所の個人・法人サポーターは無料)
【申込み】 事前にPeatixにてお申込み下さい。 https://tama-csi20220627.peatix.com/
【定 員】 100名
【主 催】 多摩大学社会的投資研究所
【その他】 キャンセルは48時間前までにお願いします。
【問合せ】 多摩大学社会的投資研究所 info@tama-csi.org
■登壇者■
保田隆明
(慶應義塾大学総合政策学部教授)
リーマンブラザーズ、UBSにて投資銀行業務に従事後、2004 年にSNS運営会社を起業。同社売却後、ベンチャーキャピタル、金融庁金融研究センター専門研究員、小樽商科大学准教授などを経て現職。主な研究領域はコーポレートファイナンスとソーシャルファイナンス。2019 年夏よりスタンフォード大学客員研究員として、ステークホルダー資本主義などを研究。2022年4月より現職。著書に『地域経営のための「新」ファイナンス』、『コーポレートファイナンス 戦略と実践』、『ESG財務戦略』(共著)等。博士(商学)早稲田大学。
堀内勉
(多摩大学社会的投資研究所教授・副所長)
東京大学法学部卒業。ハーバード大学法律大学院修士課程修了(LLM)。日本興業銀行、ゴールドマンサックス証券を経て、2015年まで森ビル取締役専務執行役員CFO。現在は、100年企業戦略研究所所長、社会変革推進財団評議員、川村文化芸術振興財団理事など、多くの企業・NPO・財団の理事やアドバイザーを務める。著書に『ファイナンスの哲学』、『資本主義はどこに向かうのか』(編著)など。