現代のグローバル資本主義は、人類の物質的豊かさの拡大に貢献してきた反面、地球環境や格差社会の問題をはじめとして、持続可能性(サステナビリティ)という深刻な課題を惹起しています。ESG(環境、社会、ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)というグローバル・アジェンダも、こうした資本主義がもたらす問題に対する危機感から生まれてきました。

サステナビリティ経営研究所は、こうした課題に応えるため、 ソーシャルファイナンスの研究機関として設立された社会的投資研究所を母体に、その活動を引き継ぐ形で立ち上がりました。そのスコープは、サステナビリティをファイナンス面から考えるインパクト投資などのファイナンス分野に限らず、地球や社会、企業経営のサステナビリティに広がっています。 こうした視点から、当研究所では、これまでのセミナーやサロンなどの普及・啓発活動やインパクト評価の受託などに加えて、サステナビリティ経営に関する政策提言や人材育成までを含めた、より実践的なドゥ&シンクタンクとして活動を展開していきます。